「うるさい黙れ!」田原総一朗氏のブチギレ騒動 「激論を戦わす番組は時代に合ってるのか」芸能界から疑問の声

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   お笑いコンビ「ロザン」が2023年10月25日にYouTubeチャンネルを更新し、ジャーナリストの田原総一朗氏が「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)の討論中に突然激高したことについて語った。

   田原氏は20日深夜放送の同番組で、パネリストの玉木雄一郎・国民民主党代表が話している最中に「うるさい!黙れ!」と突然怒り出し、スタジオから「そういう『うるさい』とかいう言い方駄目ですよ」とたしなめられた。田原氏のXにも苦言が寄せられ、田原氏は「話をじっくり聴かなくてはいけないです。心から反省してます」などと投稿していた。

  • 田原総一朗氏(2017年撮影)
    田原総一朗氏(2017年撮影)
  • 田原総一朗氏(2017年撮影)

「感情がコントロールでけへんのやったら辞めた方がいい」

   ロザンの宇治原史規さんは、田原氏がXで苦言を呈され、反省の弁を投稿したことに触れ

「その通りというか、討論する番組で、しかも司会という立場ですから、やっぱり批判を受けても仕方がないかなと思います」

とコメントした。

   相方の菅広文さんは「あんま司会とか関係ないんちゃうかな」として、田原さんの年齢が89歳という事実を挙げ

「何回かあったやん、今まで。感情がコントロールでけへんのやったら、俺は辞めた方がいいと思う」
「1回目とかやったらまだ激高されたんかなとかあるけど、何回も続けられると、やっぱり感情コントロールできてないんかなと思ったりするわけ。それは歳を取られたからそうなられたのか、そうじゃないのかわかれへんやんか。そこはしっかりと調べるべきやと思う」

と指摘し、生放送をやめて収録にすることを提案した。

   田原氏は23年1月にも、「朝まで生テレビ!」で共演者に「だったらこの国から出て行け!」「この国に絶望的だったら、出ていきゃいい」と怒りをあらわにし、物議を醸していた。

   宇治原さんは、収録は「番組の良さがなくなるという部分はもちろんあると思う」とした上で、

「あの番組のスタイルが討論をする、激論を戦わすみたいな、それが果たして時代に合ってるのかどうかということを考えないといけない。昔だってテレビ映ってるところで人殴ったりとか、実際あったことがあるわけ。ところが時代とともに変わっていってるわけやん」
「激論を交わすスタイルというのが、もうちょっと整理されていった方が今の時代にはいいんじゃないかなという気もする」

と持論を述べた。

   動画の最後で、宇治原さんが「必ず世代交代しなければならないというわけではない」と付け加えると、菅さんも同調しつつ

「その人その人を見て判断するということに関したら、やっぱりあそこで激昂されるってことは何かしらの対策をするべきやと思う」

と指摘していた。

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