「何様目線だよ」BUCK-TICK櫻井敦司さん追悼文に批判 くるり岸田繁お詫び「よく分かりませんが、なんかすみません」

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   ロックバンド「くるり」のボーカル・岸田繁さんが2023年10月25日、X(旧ツイッター)で、急逝した「BUCK-TICK」のボーカル・櫻井敦司さんを追悼した投稿に批判が集まったことを受け、「なんかすみません」とお詫びした。

   櫻井さんは19日のライブ中、体調不良で病院に救急搬送されたが、同日に脳幹出血のため死去した。57歳だった。バンド公式サイトで24日、発表があった。

  • 「くるり」岸田繁さんのX(@Kishida_Qrl)より
    「くるり」岸田繁さんのX(@Kishida_Qrl)より
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「私言葉がおかしいんかな?」

   岸田さんは24日、櫻井さんの訃報を受けXを更新。「直接の面識はありませんでしたが、先輩ミュージシャン数名に連れて行かれたとある飲み会に一瞬来られ、さっと全員分の会計をして颯爽と帰られたことがありました。ご馳走様でした。そんなに掘り下げて聴いていたわけではありませんでしたが、好きな曲が数曲ありました。なんとなく応援していたバンドのシンガーでした。ご冥福をお祈りします」と追悼した。

   この投稿に、「故人に対して特に強い思い入れがないなら無理に書く事ないと思う」「同業者が書く追悼文じゃないだろ」「『なんとなく応援』って何様目線だよ」などの批判が一部から集まっていた。

   岸田さんは25日、「誤解を招くと嫌なので」として24日の投稿を引用し、「ご家族の方々やバンドのメンバースタッフご友人の皆さまのことは勿論、長く応援されてきたファンの方々のことを思うとただただ胸が痛みます。一度ちゃんとお会いしてお話ししてみたかった人なので。同業後輩として、哀悼の意を表します」と釈明。しかしこの投稿にも一部ユーザーから、「なんでそんな上からなの」「黙ってりゃいいのに」などの声が寄せられた。

   岸田さんは更に25日19時頃にXを更新。「私言葉がおかしいんかな?よく分かりませんが、なんかすみません」とお詫びし、「お悔やみの報を見るとただただ悲しい気持ちになります。憧れ、というよりは畏怖の念に近いものを持っていた方だったので。近い人のそれは勿論のこと、遠い人でも私は私なりに心を痛めることもあります。ただそれだけです」と真意を説明している。

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