阪神リーグ優勝で京王百貨店が記念グッズ販売 資本関係ないのになぜ?日本一になったら?

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   プロ野球・阪神タイガースが2023年10月28日から、日本シリーズに臨む。9月14日にリーグ優勝を決め、翌15日から阪神百貨店全店で優勝セールが開催された。セ・リーグのクライマックスシリーズを制した後は、系列である阪急オアシス、イズミヤ、デイリーカナートの各店舗で10月21日から23日にかけて「感謝セール」が実施された。

   阪神百貨店は梅田本店、西宮店、御影店、尼崎店の4店で、場所は大阪府と兵庫県だ。関西地方以外の人にとっては、阪神の優勝に関連した物販イベントは縁遠い。ところが、関東地方では京王百貨店新宿店が、「優勝セール」こそしなかったものの、「優勝記念グッズ販売」を9月24日から30日まで行っていた。阪神とは同じ企業グループではないはずの京王百貨店が、なぜ優勝記念グッズを販売したのだろうか。

  • 阪神のグループ企業ではないのに、なぜ優勝記念?
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2003年のリーグ優勝の前年に

   実は、2003年および05年に阪神がリーグ優勝した際に、京王百貨店は「優勝セール」を行っていた。そして、今年は記念グッズの販売だ。J-CASTニュースBiz編集部は、京王百貨店の広報に問い合わせた。

   京王百貨店と阪神タイガース、および阪神百貨店の資本関係の有無を聞くと、「全くございません」との回答。では、京王百貨店が阪神の優勝に際してセールや記念グッズを販売した理由は何か。広報は、2002年に同百貨店新宿店内に阪神のグッズ店「阪神タイガースショップ」(22年1月に「HANSHIN SHOP BASE」に改称)が開業したことがきっかけになったと説明する。

   グッズ店のオープンからわずか1年後の2003年、その2年後の05年というタイミングで阪神がリーグ優勝したため、「優勝セールを実施いたしました」というのが「真相」だ。

   さて、2023年の日本シリーズを阪神が制し、38年ぶりの日本一に輝いたら、京王百貨店では優勝セールや優勝記念品の販売を行うのか。広報の答えは、

「未定でございます」

(J-CASTニュースBiz編集部 坂下朋永)

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