DeNAバウアー、国内移籍なら候補は一択か 「マネーゲームでは勝てない」挙がった球団名

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   DeNA・バウアーの去就が注目されている。

   来日前は活躍に懐疑的な見方が少なくなかったが、サイ・ヤング賞右腕の実力は本物だった。5月上旬に1軍デビューすると、19試合登板で10勝4敗、防御率2.76をマーク。150キロ中盤の球威十分の直球に加え、変化球の質が高い。スタミナ十分で猛暑の時期に中4日で登板するなど心身共にタフだった。

  • DeNAのトレバー・バウアー投手(写真:AP/アフロ)
    DeNAのトレバー・バウアー投手(写真:AP/アフロ)
  • DeNAのトレバー・バウアー投手(写真:AP/アフロ)

「これからどうするかは自分でもまだわからない」

   21年に知人女性へのDV疑惑が浮上して制限リスト入り。MLBから324試合の出場停止処分を言い渡され、調停の末に94試合に短縮されたが、ドジャースの戦力構想から外れ、今季DeNAへの電撃入団が決まった。

   23年10月上旬には、性的暴行疑惑の一件でも女性と和解。メジャー復帰の可能性が高まるが、日本での生活が気に入っており来年も異国の地でプレーする可能性が十分にある。

   他球団の関係者は、「日本でプレーするならソフトバンクの一択でしょう。マネーゲームでは勝てない」とあきらめ顔だ。

   バウアーは広島に敗れたCSファーストステージの試合後、10月22日にYouTubeチャンネルを更新。「次は何しようか...。僕がDHのある球団と契約したいという記事が飛び交っている。そんなことを言った覚えはないんだけど」と語った上で、「DeNAと日本の野球ファンの皆さん、応援ありがとう、君たちのおかげで本当に楽しい1年になった。エネルギーに満ちた刺激的な1年だった。また経験したいものだ。本当にありがとう」と感謝の思いを口にした。

   今後の去就に関しても言及し、「これからどうするかは自分でもまだわからない」と未定であると強調。日本から愛された右腕の決断が注目される。(中町顕吾)

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