2023年10月20日に行われた臨時国会の開会式で、新しく衆院議長に就任した額賀福志郎氏が誤って式辞を天皇陛下に手渡してしまうハプニングがあった。その際の天皇陛下の対応が注目を集めている。
騒動をめぐっては、額賀氏が宮内庁に謝罪していたことが23日に各メディアで伝えられた。報道によれば、宮内庁の西村泰彦長官は「陛下は気にされていない」と答えたという。
本来はそのまま退出するはずが...
騒動となったのは、天皇陛下を迎えて行われた臨時国会開会式での一幕だ。
通常、議長は式辞を読み上げたあとそのまま演壇から退出するとされているが、額賀氏は階段を一歩ずつ上ると、天皇陛下の前へ。
天皇陛下は戸惑った表情をしていたものの、額賀氏が正面に来ると立ち上がり、お辞儀する議長に対して会釈。さらに目の前に文書が手渡されると、一瞬確認するように目線をずらしたが、にこやかに文書を受け取っていた。
この対応にネット上からは、
「陛下の寛大なお姿が垣間見られる良き一場面」
「戸惑いを見せるも終始優しく見守られる国家元首の鑑」
「優しく受け入れた陛下はさすがですね、お優しい」
という称賛が集まっていた。