「「『発信』に力を入れる一方で」vs「発信の拙さが指摘されている」
産経は「参院補選の敗北を含め、政権への不信感の表れといえる」。LGBT理解増進法案も一因だとみている。
「政府が進める賃上げが物価高に追いついていないことに、国民は不満を抱いている。女性の安全を守るのが困難なLGBT理解増進法案をまとめ、通常国会で成立させたことも、信頼を損ねた一因だろう」
情報発信のあり方については見方が分かれた。読売は、発信先行で政策実現に向けた道筋が見えない点を指摘する一方で、産経は発信そのものが拙いとしている。
「『発信』に力を入れる一方で、実現に向けた戦略は見えてこない」(読売)
「首相には発信の拙さが指摘されている。所信表明演説や論戦を通じて、国民に伝わる発信を行い、実効性ある政策をスピード感をもって進めてほしい」(産経)
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)
衆参補選1勝1敗 厳しい戦いの理由考えよhttps://t.co/XE9g9z7PGh
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 22, 2023
政府が進める賃上げが物価高に追いついていないことに、国民は不満を抱いている。女性の安全を守るのが困難なLGBT理解増進法案をまとめ、通常国会で成立させたことも、信頼を損ねた一因だろう。