岸田首相の発信力?LGBT理解増進法案? 補選1勝1敗、各紙で分かれる「敗因分析」

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「「『発信』に力を入れる一方で」vs「発信の拙さが指摘されている」

   産経は「参院補選の敗北を含め、政権への不信感の表れといえる」。LGBT理解増進法案も一因だとみている。

「政府が進める賃上げが物価高に追いついていないことに、国民は不満を抱いている。女性の安全を守るのが困難なLGBT理解増進法案をまとめ、通常国会で成立させたことも、信頼を損ねた一因だろう」

   情報発信のあり方については見方が分かれた。読売は、発信先行で政策実現に向けた道筋が見えない点を指摘する一方で、産経は発信そのものが拙いとしている。

「『発信』に力を入れる一方で、実現に向けた戦略は見えてこない」(読売)
「首相には発信の拙さが指摘されている。所信表明演説や論戦を通じて、国民に伝わる発信を行い、実効性ある政策をスピード感をもって進めてほしい」(産経)

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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