「葬儀は不要」の遺言通りにしたものの、遺族が困惑する事態に
「直葬」や「家族葬」といったシンプルな葬儀の需要が高まりつつある中、実際にその方法で行ったものの、困ったことも起きたという体験談がX上で拡散されたこともあります。
あるXユーザーは父親が亡くなった際、親戚のすすめで家族葬にしたところ「葬儀後にお悔やみをいいに来てくださる方が自宅にバラバラに訪れ、結果的に非常に負担と疲労が増えた」のだそうです。
『自分が死んだら葬式はしなくて良い』→遺族が後からめちゃくちゃ困る事になるかもしれないのでやった方が良さそう- Togetter
また、同様に家族葬で祖父を見送った別のXユーザーも「じいちゃんの顔の広さを甘くみていた。半年くらいは(自宅に)ばらばらと人が来た」といいます。なかには四十九日が過ぎた満中陰の法要の後に、後から訪ねて来る人たちのために追加で法要を開いたというケースもあったそうです。
この投稿を見た人からは「葬儀って残された人のためにやるんだから、残された人が納得いく形で終われればどんな形でも良いんだよ」と労う声や、葬儀を行うことの意味について「葬式は遺族のためのセレモニー」「葬式は本人の意向は二の次でいいと思いますね」という意見もありました。