「サーフィンやる人って心狭いの?」 パリ五輪強化指定選手の注意喚起動画まさかの「大炎上」...本人「的外れなコメントすごくある」

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   プロサーファーの黒川楓海都さんが2023年10月15日、サーフィンをする際の注意喚起に対して批判が多く寄せられたとし、「大炎上」状態にあることをYouTubeチャンネルの動画で明かした。

   黒川さんは2024年に開催されるパリ五輪の特定強化指定選手にも登録されている。

  • 黒川楓海都さん。YouTubeチャンネルの動画より
    黒川楓海都さん。YouTubeチャンネルの動画より
  • 黒川楓海都さん。YouTubeチャンネルの動画より

「サーフィンしてる人って超偉そうで嫌い」

   発端となったのは、黒川さんが3月4日に公開したサーフィンにおける注意喚起の動画だ。波に乗ったサーファーの進行方向で、後からテイクオフする(波に乗ろうとする)ことを「前乗り」といい、黒川さんはこの行為に関する危険性を訴えた。

   黒川さんは、「子供の頃知らない内に前乗りをしていて...」「大人の人が猛スピードで乗ってきていて 絶対死んだと思った瞬間...漫画みたいに僕の頭上を飛び越えてまさかのお互い無傷でした」などと自身の実体験を映像とテロップで伝えると、「前乗りは大怪我に繋がるので気をつけましょう」と注意を呼びかけていた。後の動画では、映像は自身が前乗りをされている際のものだと明かしている。

   ところが動画のコメント欄には、黒川さんの訴えに対し、「海ってサーフィンの人だけものじゃないのに、サーフィンしてる人って超偉そうで嫌い。波打ち際で遊んでるだけなのに邪魔みたいな事を言われたことある」「前乗り前乗りってうるさいからサーファーは嫌われて、サーフィンする人がやめていく」「サーフィンやる人って心狭いの?」「ローカルルール押し付けるな ここはお前の海ではない」などの批判が相次ぐ騒動となっていた。

「半分以上がアンチコメントです。えぐいですよね」

   黒川さんは10月14日、「ある動画が大炎上してる件について」と題した動画を公開。「サーフィンを知らない人にも、サーフィンの面白さを広める」とYouTubeチャンネルのコンセプトを明かすと、3月の注意喚起動画について「大炎上しております」「半分以上がアンチコメントです。えぐいですよね」と苦笑いを浮かべた。

   黒川さんは、先の動画の趣旨について、「僕が小さい時に前乗りをしてしまって、大人の人とぶつかりかけて危なかった。なので、前乗りは危険なのでやめましょうという注意喚起の動画でした」と説明。「映像は僕が前乗りされてる映像なんですけど、別にこれに対して『なんでお前、前乗りしてんねん。これが証拠映像や!』とか言ってるわけじゃないんですよね」ともコメントしている。

   動画に対する批判には、「的外れなコメントがすごくありまして」とした上で、黒川さんは「前乗り系の動画は特に荒れやすいっていうのがありますね。僕は別に荒れさせてやろうと思って投稿したわけじゃなくて、たまたま素材があったので、その素材と掛け合わせてという注意喚起だったんです」と語った。

   一方で、これまでの動画には、「動画を見てサーフィンしてみたくなった」「サーフィンってこんなかっこいいんや」などの声も多く寄せられているという。黒川さんは、「アンチコメントが来るのはもう仕方ないことだと思ってます」としつつ、「僕の動画を面白い、もっと見たいと思ってくださる方がいる限り、これからもアンチコメントにはめげずに僕だからこそできる動画を発信していきたいと思います」と締めくくっている。

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