広島OB、不倫報道の後輩に本音? 戦力外の年にドラ1入団「悔しさあったけど...」ファン共感「届いてほしい」

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   元プロ野球・広島カープの選手で現GXAジェッツのコーチ兼選手・多田大輔氏が2023年10月19日から20日にかけ、インスタグラムとX(ツイッター)で、古巣の後輩に対する複雑な心境を吐露した。

  • マツダスタジアム
    マツダスタジアム
  • 多田大輔氏のインスタグラム(daisuke_8525)より
    多田大輔氏のインスタグラム(daisuke_8525)より
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「続けられる事がどれだけ幸せか。それはきっと終わってから気付く。でもそれじゃ遅い」

   多田氏は2014年ドラフト7位でカープ入りした捕手。17年に戦力外となった。

   多田氏は19日、Xに文章をつづったスクリーンショットを添え「今の正直な気持ちです。ただまだやるからには必死に頑張って欲しい。続けられる事がどれだけ幸せか。それはきっと終わってから気付く。でもそれじゃ遅い。だから今を頑張って欲しい。そう思います」とした。

   「CSでサヨナラ負けした次の日にこんな事言うのも何ですが...」と切り出し、「同じ捕手として自分は戦力外になり、その年にドラフト1位で入ってきて悔しさもあったけど同時に何とか自分達の分まで活躍して欲しいと心から願ってました」とした。

   さらに「もちろん自分の実力不足があっての戦力外だとは自覚しております。プロ野球の世界は自分が入る=誰かがその世界を去る事になるのです」とし、後輩に向け「そういった人達の思いも背負って頑張って欲しいなと思います」とした。

   広島カープをめぐっては、文春オンラインが19日、中村奨成捕手の不倫スキャンダルを報じた。報道によると、2022年末、中村選手は偶然店に居合わせた既婚者の女性に声をかけ意気投合。不倫関係となるも、女性の夫に自筆の謝罪文を提出し500万円の解決金を支払う事態となっていたという。文春の取材に対し、中村選手は女性が既婚者であることは知らなかったとしている。

   中村選手は多田氏と同ポジションの捕手であり、多田氏が戦力外となった17年にドラフト1位でカープ入りしている。

   多田氏は

「先輩の声が届けばいいのですが...」

   多田氏の投稿には、共感の声が多く寄せられている。

「彼の切なる思いが詰まってるよ だけど野球を続けられた幸せに気づかぬままになりそうだな そして後悔することになりそう」
「いやほんまこれだわ 多田君の言う通り」
「戦力外した選手からすると、自分が弾かれた代わりに入団した選手って特別な思い入れがあるんだなぁと。中村奨成にホント届いて欲しいな、、、」
「重いなぁ。多田君ありがとう」
「彼もまだ若いとはいえ、社会人としてはもう6年、人間的にも成長してほしい 先輩の声が届けばいいのですが...」

   多田氏は20日にもXに「皆さんのコメントも拝見しております。本当に0からまた頑張って欲しいと願うばかりです」とつづった。インスタグラムでも、自身の現役時代の写真を添えて同様の投稿をしており、「#プロ野球 #戦力外 #広島東洋カープ #頑張って欲しい」とハッシュタグでもエールを送った。

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