不倫報道の中村奨成は「危機感持たないと」 チームで厳しい現実...「レギュラーどころか他球団放出も」

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   広島の中村奨成が、2023年10月19日付の文春オンラインで既婚女性と不倫していたことが報じられた。

   報道によると、昨年12月に広島市内の飲食店で女性と知り合って不倫関係に。女性の夫がこの事実を知り、今年3月に自筆の謝罪文と500万円の解決金で示談になったという。同誌の取材に対し、中村奨は女性が既婚であることを知らずに関係を持ち、すでに示談が成立していることをコメントしている。

  • 広島の本拠地、マツダスタジアム
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「もう期待の若手という立場ではない」

   昨年10月にも女性との交際トラブルが報じられており、グラウンド外での相次ぐスキャンダルにインターネット上では広島ファンから落胆の声が多い。

「もう期待の若手という立場ではない。グラウンド外での行動を含めて危機感を持たないと。本職の捕手は坂倉将吾がいるし、外野も西川龍馬、秋山翔吾、野間峻祥、自身初の2ケタ本塁打で頭角を現した末包昇大、若手成長株の田村俊介、中村貴浩が台頭してきている。中村奨は今のままではレギュラーどころか他球団に放出される可能性があります」(スポーツ紙記者)

   広陵高の3年夏に甲子園で1試合2本塁打を2度マークするなど3試合連続アーチと爆発。準決勝までの4試合で6本塁打をマークし、85年に清原和博(PL学園)が樹立した1大会の個人最多本塁打記録を32年ぶりに更新した。将来の正捕手と期待され、地元球団の広島にドラフト1位で入団。だが、なかなか1軍に定着できない。

   新井貴浩監督が就任した今季は18試合出場で打率.150、0本塁打。捕手でのスタメン出場は1度もなく、主に代打でチャンスを与えられたが結果を残せなかった。2連勝を飾ったCSファーストステージ・DeNA戦でベンチ外。ファイナルステージの阪神戦も1、2戦でベンチ入りメンバーから外れている。

   プロ6年目の24歳。グラウンド外の醜聞で話題になるだけでは寂しい。中村奨は背水の陣を迎えている。

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