かつて旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)に9年間在籍していたという「ゆう」さんとジャニーズファンの「たい」さんによる2人組YouTuber「Smile Flower」が2023年10月18日に公開した動画で、所属タレントのCM打ち切りの動きについて批判した。
「どこがコンプライアンスに引っかかってんの? と思うのよ」
Smile Flowerは、「元ジャニーズとジャニオタ男でジャニーズの魅力について発信するチャンネル」を掲げる男性2人組YouTuberだ。
2人はジャニーズタレントのCM打ち切りが相次いでいる件について、「俺思うんだけど、タレントには全く罪がないわけでさ」としたゆうさん。「大雑把に言ったらタレントはタレントなわけじゃん。いろんなファンに愛を届けて幸せを届けて、感謝を届けて。ファンからの愛情をもらって、っていうニコイチの関係で頑張ってやってるのは事実じゃない?」とした。
CM広告について「『コンプライアンスに引っかかってる』だとかさ、『うちの会社では使えない』とかっていう広告会社が多く続出して降板になっていってるじゃん」とし、「そこ(会社)の人たちじゃないからわかんないけど、俺ちょっとバカなのかなと思っちゃう」と苦言を呈した。
旧ジャニーズをめぐる問題は理解できるとしつつ、「どこがコンプライアンスに引っかかってんの? と思うのよ。ジャニーさん(本人をめぐる)問題が性加害(問題)じゃん。被害者たちには補償する、救済をするって話じゃない」とタレントの起用自体がコンプライアンス違反だとする風潮は違うのではないかと主張した。
「汗水垂らしてそこまで(身体を)絞ったりとか、顔をもっとメイク綺麗に塗れるようにパックしてたりとかさ、いろんなことを多分してきて、そこ(CM)までに最高にコンディションを整えてきた人もいると思うの」とし、タレントの努力が無駄になってしまう状況に違和感を覚えるとした。
「少なからずジャニーズの存在がなければ、今の日本の(エンタメシーンの)盛り上がりはないわけだから」とし、政治家らがCM起用に関して苦言を呈したことに怒りを滲ませた。