ソフトバンクは西武・山川の動向次第
橋上氏は13年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に戦略コーチとして出場した経験を元に中日・立浪和義監督(54)と中田の関係性に言及。立浪監督は同大会の打撃コーチとして出場し、代表入りした中田を指導したという。
橋上氏は「中日は若返りを図りたいでしょうけど、現状若い選手だけではさすがに戦力的に足りません。急場しのぎで中田選手を獲得してファーストにもっていくことは十分に考えられる。立浪監督と中田選手は13年のWBCで一緒にやっている。当時、立浪監督はバッティングコーチとしてかなり熱心に中田選手を指導していた。そういった繋がりがある」と説明した。
ソフトバンクに関しては、FA権を保有し去就が注目されている西武・山川穂高内野手(31)の動向次第とした。スポーツ紙の報道によると、ソフトバンクは山川獲得に向けて調査に乗り出しているという。
橋上氏は「ソフトバンクは山川選手の保険として中田選手を考えている可能性がある。山川選手をFAで取るかどうか。ソフトバンクが何らかの理由で山川選手を獲得しなかった場合、中田選手に切り替えるかもしれません。攻撃力とファーストの守備力を考えればプラスに作用することが大きい。大きなケガもないし体も強そうなので、複数年の契約でも働けると思います」との見解を示した。
楽天は大阪桐蔭高校の後輩である浅村栄斗内野手(32)が所属していることもあり、環境的にも資金的にも可能性があるとした。
スポーツ紙によると、中田は19日にジャイアンツ球場で行われている秋季練習に姿を見せたという。