「候補に絶対ジャイアンツは挙げている」
高橋氏は「タフですよね。完投能力もあるし長いイニングも投げてくれる」とバウアーの実力を高く評価し、「本来だったら27試合から30試合の間のゲーム数で15勝を目安に計算していく。それが19試合で10勝なので良かったと思う。DeNAにマッチしていた。DeNAがクライマックスシリーズに出れたのもバウアーがいたからと言えるかもしれない。この10勝4敗貯金6がなかったらもしかしたら出てないかもしれない。そういう面ではDeNAにいてくれて助かった」と振り返った。
スポーツ紙などによると、DeNAは全力で残留交渉に臨む構えを見せるが、他球団との争奪戦が展開される可能性が高いという。
高橋氏は「候補に絶対ジャイアンツは挙げていると思う」と明言し、「バウアーを取るか取らないかはチーム内で決めると思う。いてくれたらローテーションには間違いなく入る。ジャイアンツは来年優勝しないといけない状況になっている。バウアーは必要な選手なのかもしれない」との見解を示した。
さらに「(巨人の)2番手、3番手のピッチャーになってくれないと。戸郷(翔征)投手がいて、その次くらいの投手になってくれないと困る。『10勝以上、良ければ15勝以上してくれないと困るよ』という状況で取ると思う。今年は19試合しか投げていないので来年は先発ピッチャーとして25試合以上は投げてもらわないと困る。ジャイアンツに来るのはバウアー的にありかもしれない」と語った。