YouTuberのヒカルさんが、公式チャンネルに公開した動画で、カメラマンを務める実兄・まえすさんの仕事ぶりに対し怒りをぶちまけた。
「力不足えぐい」「マジで微妙」と批判
2023年10月13日に公開された「桑田さんが居なくなって3日経ち元気がないヒカルに突撃してみた」と題した動画でヒカルさんは、スタッフとともに、焼肉店で打ち上げを開催。酔いが回ったタイミングでヒカルさんは、カメラを回すまえすさんに対し「お前がカメラ持って(撮影を)始めたんやから、一番飲めよ、当たり前やん」「自分のチャンネルなんやから責任持てよ」と話しかける。
さらに、「言っていい?この機会やから」と切り出し、「いつまで経っても弟に頼って生きんなよ」「ちょっとは俺を助けようとしろ。お前が勝手に(カメラを)回したんやから。お前も入って来いよ」と、積極的に場を盛り上げようとしないことに激怒した。
「今回言わせてもらう。まえすの力不足えぐい。ほんま気を抜き過ぎ、最近」と、苦言が止まらないヒカルさん。
まえすさんは、「カジサック」ことキングコング・梶原雄太さんのYouTubeにおける裏方チームが自分たちのチームより優秀と言われた時に「めちゃくちゃ悔しかった」とし、「この人たち以上になってヒカルに褒められたいし、俺らのチームの裏方が一番と思われたいとめちゃくちゃ思ってる」と説いた。これをヒカルさんは「でも、思っとるだけじゃ意味ないから。行動に1ミリも移ってないから」とバッサリと斬り捨て、「全然ゴミ」と痛烈に批判した。
さらに、ここ最近のまえすさんの動きが「マジで微妙」だったとした上で、「俺は自分の中でレベルアップしてきたけど、『お前どうなん?』っていうのはあったで。実際。だから俺に頼っとんやろなっていう。俺任せで全部いこうとしとんやろなみたいな」といい、「ちょっとでも動画のために何か考えたことあんの?っていう。ないのに、行き当たりばったりで、ヒカルがしゃべってくれるやろうと思って(撮影を)始めるわけやん。事前準備も何もなしにさ」と憤慨した。
弟の説教に涙を流し「悔しい」
ヒカルさんは、自身とまえすさんの二人三脚でいい動画が取れるのが理想としながらも、現状それができていないと主張。それどころか、「もう別に(まえすさんが)おったほうがいいとすら思わへんようになってきてるわけ」「頼りにならんというか。ただカメラ持っとるだけ」と、その仕事ぶりに対して不満をあらわにした。
一方で、「まえすさんやから今こうやってぶつけとるのもある」「まえすさんだからこんだけきつい言葉を言える」とも。
ヒカルさんは「『これ撮ろうぜ』っていうこの感じがやっぱ俺は欲しい。自分だけが『これをやろう』って思うんじゃなくて、『もっとこうしたほうがいいんじゃない?』っていう。それがあってもっと生まれるから、いいのが。俺だけが考えとるんじゃないかって思ってまう」と本音を吐露し、「俺はもっと上にいきたいねん。とてつもない人気者になりたい。全ての人から愛されたい。って考えた時に、それを撮る人間がレベルアップせんかったらやっぱあかんと思う。まえっさん自体の意識がどんだけあがるかやん、結局」と熱弁した。
こうした発言を受けてまえすさんは号泣。流れる涙をおしぼりで拭いながら、裏方として最低限の仕事はしてきたとしたものの、ヒカルさんのチャンネルが伸びるようなプラスアルファの行動ができていなかったと認めた。その上で「意識が足りていなかったなと思いました。それが悔しい」と涙声でつぶやいた。
そしてヒカルさんから「これからやるしかないやろ」「くらいついてきて欲しい。もっと俺は上に行くけど、せめて俺が見えるくらいまでは付いてきて欲しい。じゃないと俺も楽しくない」と発破をかけられると、まえすさんは「今日から期待に応えられるように意識とかそういう行動とか変えて、もっとレベルアップして」「もっと意識を上げないとなっていう」と奮起を誓った。