「集会には個人のジャーナリストとして参加した」
携帯電話でカメラが撮れるようになって、20年ほど前から、書店に入って本の中身を撮ることは、「デジタル万引き」と呼ばれている。当時は、日本雑誌協会などが、本の売り上げ減少につながるマナー違反として、この行為をしないようポスターなどで呼びかけていた。
文化庁の著作権課によると、携帯のカメラで本の中身を撮ることは、著作権法第30条の私的複製に当たり、個人で見るだけでは違法とはされない。ただ、その範囲を越え、撮ったものをネット上で流したり、複製して販売したりすれば、第49条の目的外使用に当たり、違法行為になる可能性がある。
金平さんが講演でした発言について、TBSの広報・IR部は10月17日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「本人に確認したところ、集会には個人のジャーナリストとして参加したということです。集会ではユーモアのつもりで話し、実際にはそういう行為は行っていないとのことでした」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)