プレナス（東京都中央区）が展開する定食レストラン「やよい軒」について、従業員不足で席数を制限して営業していたという投稿がX（ツイッター）で注目されている。実際の状況を取材した。
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やよい軒（写真はイメージ）
「人手不足は業界全体の課題」
発端としては2023年10月16日、店内で一時的に、「ただいまの時間 席数を制限して営業しております」「従業員不足のため、席の利用を制限しております。ご迷惑をお掛けしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い致します」との案内が出ていたという投稿があった。
投稿を受けてXでは、「ここだけじゃなくて、飲食店はどこも人が足りてない感じ」「これまじで深刻だと思う。近くの飲食店、二軒潰れたんだけど、張り紙に人手不足って書いてた」「チェーン店は増やしすぎたのでは？とも思う」と外食業の趨勢を憂うる声が相次いだ。
一方で、「人手不足で席数制限させてくれるのめちゃくちゃバイトに優しい会社だと思ってしまった」「客を入れるだけ入れてまともなサービスも出来ないなら最初から制限してくれた方がマシ」と店の対応を評価する声もみられる。
やよい軒をめぐっては席数制限のほか、従業員が足りずに営業時間が短縮されていたり、臨時休業していたりといった目撃情報もこれまでにあがっている。
実際にやよい軒では人手不足が生じているのか。現状や原因を尋ねたところ、プレナスのコーポレートコミュニケーション室は17日、「ごく一部の店舗で突発的に従業員（シフト）が不足する場合があります」とJ-CASTニュースの取材に答えた。
「人手不足は業界全体の課題と認識しています。当社でも人手不足にならないよう対応しております」との見解も伝える。