2025年の参院選前後に「日本の政治って、実は大きく変わり始めるのではないか」
泉氏は23年5月、次期衆院選での獲得議席が150議席を下回れば代表を辞任する考えを明らかにしている。このことを念頭に
「(21年の衆院選で)100議席を割ってしまった状況から、まずは、僕は最低でも150議席を目指すということは党内で明言して、今そこに向かって取り組んでいる。その議席を手に入れれば、やはり国会の中での対与党の交渉力だとか、すごく変わってくると思っている。まさに景色が変わる。そういう状態を作ることで、より次の政権交代に向けてのステップアップを歩んでいきたい」
と話した。
玉木氏は、二大政党制による政権交代は現実的ではなく、政権交代は3~5程度の政党で連立政権をつくる「穏健な多党制」が現実的だとの立場。質問に対しても改めて「政権を担うときの形は連立政権だと思う」と答え、「大型選挙ごとに最低2割ずつは、議席数と全国比例の(票)数を増やしていく」計画だと説明。「次の次の衆院選で560万~600万で、今の公明党さんぐらい」の規模を目指すとした。玉木氏は、参院選を機に政局や政権交代が起こることがあるとして、25年の参院選がカギになるとの見方を示した。
「今、実は自民党は参院選で過半数を取っていない。公明党さんを足してやっと...ぐらいなので、次の2025年の(参院選)前後から、私は日本の政治って、実は大きく変わり始めるのではないかと思っている。そのときに飲み込まれないような、しっかりとした立ち位置を得ることができるような政策と組織と議席数を持ったような政党にする」
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)