バウアーを「のどから手が出るほど欲しい」球団は? 「獲得に乗り出すことは間違いない」

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   CSファーストステージで広島に2連敗で終戦を迎えたDeNA。今オフの懸案事項が「主力の大量流出」だ。

   今永昇太がポスティング・システムでメジャー挑戦する意向を球団が容認する可能性が高い。石田健大、戸柱恭孝も他球団移籍を視野に国内FA権を行使することが考えられる。そして、契約延長が不透明な右腕がトレバー・バウアーだ。

  • バウアーのXより
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「推定年俸は基本給300万ドル」

   今季は19試合登板で10勝4敗、防御率2.76をマーク。サイ・ヤング賞を獲得した右腕の実力は本物だった。150キロ中盤の直球に加え、変化球の球種が豊富で精度も高い。自ら志願して中4日で登板し、試合終盤もスタミナが切れない。闘志を前面に出す投球スタイルでファンの心をつかんだ。9月に「右腸腰筋遠位部損傷」で戦線離脱したが、バウアーの奮闘抜きに2年連続CS出場は不可能だった。

   球団フロントは来季のV奪回に必要な戦力として慰留に全力を注ぐ方針だが、マネーゲームになると厳しい。メディア報道によると、今季の推定年俸は基本給300万ドル(約4億5000万円)プラス出来高100万ドル(約1億5000万円)だが、メジャーの推定年俸約2250万ドル(約33億6500万円)は3年契約最終年のドジャースが負担している。

「メジャーに復帰するか不透明ですが、国内の複数球団で争奪戦になることは間違いない。特に3年連続V逸のソフトバンクは絶対的エースがのどから手が出るほど欲しい。獲得に乗り出すことは間違いないでしょう」(スポーツ紙デスク)

   親日家でも知られるバウアーは自身のYouTubeチャンネルで日本各地を観光する様子を発信するなど、異国の地にすっかり溶け込んでいる。来年はどのチームのユニフォームを着てプレーするだろうか。(中町顕吾)

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