49歳鎌田秀勝さん急逝、俳優仲間から惜しむ声続出 「ハリウッドで重宝されるonly oneになると確信していた」

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   俳優の鎌田秀勝さん(49)が2023年9月末に急逝していたという訃報を受け、俳優仲間やファンから悲しみの声がネット上で続出している。

   大河ドラマ『西郷どん』のほか、ハリウッド作品など、世界中の作品に出演していた鎌田さん。2023年10月15日に鎌田さんの所属事務所の代表がX(旧ツイッター)で肝臓の疾患による急逝を報告していた。

  • X(@KENSHIN8102)より
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「いるだけで場が和む」「涙が止まらないです」

   訃報が報告されたあと、ハリウッド映画を中心に活動している俳優の松崎悠希さんが15日深夜にXを更新し、「鎌田さんは、Tokyo Vice のオーディションで、誰も勝てないレベルの凄まじい存在感を発揮され、見事『戸田』役でキャストされました」と、2022年に公開された米HBO MaxとWOWOWの共同制ドラマで鎌田さん出演作の「TOKYO VICE」に言及。

   「僕たちキャスティングチームは、彼はきっと、これからもハリウッド作品で重宝される only one な存在になるだろうな、と確信していました」と鎌田さんの今後の活躍にも期待していたことを明かし、「ご冥福をお祈り致します」と追悼した。

   また、女優の澤田真里愛さんも15日にXで「ローステの時10代だった私に優しく話しかけてくれて笑顔が素敵で、いるだけで場が和むオーラがあって、大好きな兄貴」と振り返り、「もう会えないなんて信じられないし涙が止まらないです」「ご冥福をお祈り申し上げます」とコメント。

   さらに女優の荒木凪瑳さんもXで鎌田さんについて「アニキと呼ばせてもらっていました」と明かし、今は貰った沢山の優しさと言葉を思い出しています。沢山ありがとうございました。もっと沢山ありがとうと伝えるべきでした」と感謝。

   また、荒木さんは鎌田さんと自身が一緒に写った集合写真を公開し、ALT(画像の説明)の中で「お会いした頃、私は若さと病気と性質にそれぞれの名前に縛られて、自分から枷をつけ何もできず、甘えることすらできずにフラフラ辛うじて立っていました。アニキはそんな私を半ば力づくで抱きしめて甘えさせてくれました」と思い出を明かし、「何年かして街でばったり会った時も、アニキはあの力強い腕で私を抱きしめて『あんまり病むな。気負いすぎるなよ。ナギサはいい子だから』と言ってくれました」と思い出をつづった。

   さらに「こういう時にSNSで何か言う事の意味が私は分からなかったけれど、アニキの優しさや作品はこうして残るのだから、その思い出や芝居の素晴らしさを言葉にし続けていく事がアニキの優しさや芝居に触れさせて頂いた者の努めだと思い、ここに残させて頂きます」とし、「お会い出来て本当に幸せでした」とつづっていた。

   なお、この訃報にファンからも、

「もう新しいご活躍が観れないのは非常に残念...」
「亡くなっていたなんて...まだお若いのに」

といった悲しみの声が寄せられていた。

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