40代以下「アサヒ」50代以上「キリン」 「ビール」で思い浮かぶブランドが年代で違うワケ

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アサヒは「スーパードライ」のフルリニューアルで心つかんだ?

   どうして、世代間で認知度が違うのだろうか――。J-CASTニュースBiz編集部は、キリンビールとアサヒビールを取材した。

   まずは、アサヒグループジャパン(東京都墨田区)。若い世代への認知度の高さについて、マーケティング担当者は、

「若い20代、30代に認知されているのは、発売以来ロングセラーの『スーパードライ』のデザインや味を2022年にフルリニューアルしたことがあるのではないでしょうか。また、当社の『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』の『ジョッキのように泡があふれる缶ビール』がインパクトの大きな商品だったのではないでしょうか」

と分析する。

   さらに、さまざまな世代へのアピールとして、「ラグビーワールドカップの協賛として携わるなど、全世代の消費者に向けたコミュニケーションを行っている」(同担当者)ことも強みのようだ。

   ちなみに、2023年10月11日発売の「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」は、アルコール度数を3.5%に抑えた新商品。新たな需要の創出をねらう。

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