韓国162キロ「ドラ1」右腕、メジャーよりNPB入り熱望 理由は憧れの2選手

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   韓国プロ野球のハンファ・イーグルスに所属するキム・ソヒョン投手(19)が日本プロ球団入りを「熱望」した。韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB)が2023年10月13日に報じた。

   キムは10月12日に行われた「みやざきフェニックスリーグ」阪神戦に韓国選抜として先発。最速155キロをマークし3回4安打2失点でマウンドを降りた。

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22年U―18W杯で162.5キロ記録

   スポーツ朝鮮によると、キムは試合後に取材に応じ日本への思いを語ったという。キムは「大谷翔平投手(エンゼルス)と山本由伸投手(オリックス)に憧れていた。高校時代からメジャーよりも日本でプレーしたいと思っていました」と語ったという。

   キムは高校時代から速球派として注目され、22年の韓国プロ野球ドラフト会議で全体1位指名されハンファ・イーグルスに入団した逸材だ。最速158キロを誇り、複数の地元メディアによると、今季トラックマン(弾道計測器)で160キロを記録したという。

   22年U―18W杯では、150キロ台後半のツーシームを連発しテレビ中継のスピードガンで101マイル(約162.5キロ)を記録。22年甲子園夏の大会を沸かせた高松商・浅野翔吾外野手(現巨人)を156キロのツーシームで見逃し三振に仕留め、日本のインターネットで話題となった。

   プロ入り後も地元メディアの注目度は高く、キャンプ初日のブルペンでいきなり151キロをマークしたことを複数のメディアが大きく報じた。今季は主にショートイニングでの登板となり20試合に出場して22イニング3分の1を投げた。防御率は7.25で1セーブ。8月17日のNCダイノス戦以降1軍での登板はなく、来季に備えて2軍での調整が続いた。

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