人気ラーメン店に窃盗&嫌がらせ被害、スープ廃棄で臨時休業も... 各店協力で即再開、店主たちの絆にSNS感動

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   埼玉県川口市のラーメン店「武蔵家 川口店」が2023年10月10日、窃盗・嫌がらせの被害に遭ったことで、スープを全て処分せざるを得ず、臨時休業することをX(ツイッター)で発表した。

   家系ラーメン「らーめん武蔵家」は、90以上の暖簾分け店を有する人気店。被害報告を受けて、各店から手助けとしてスープの提供があり、川口店は11日に営業を再開している。

  • 川口店の公式Xより
    川口店の公式Xより
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  • 川口店の公式Xより
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「積み上げてきた努力を奪うんじゃねぇ」

   川口店は10日朝のXで、「本日臨時休業とさせて頂きます。窃盗&嫌がらせに遭いました。ご来店予定だったお客様本当にすみません。営業再開はまたこちらの公式で報告させて頂きます」と投稿し、荒らされた店内の写真を公開した。

   川口店の前店主で、現在は複数の店でサポートを担当している店の関係者も、同日のXで、「お店の大事なお金を盗まれてしまいました。従業員にケガはありません スープも全部捨てる事になりました」と説明し、「管理をもっとしとけばよかったと後悔しております」とつづっている。

   その後、前店主は10日夜の投稿で、「三浦家・武蔵家本店・武蔵家明大前・武蔵家三鷹からスープを分けていただきました!」と、各店の協力を得たことを報告。「明日はオープンより三浦家×武蔵家本店ストックで取ってある明大前×三鷹のスープを織り混ぜながらスペシャル営業します!」と11日の営業再開を告知し、大きな寸胴にスープを入れる工程を動画で披露した。

   「らーめん武蔵家」の総大将で、東京・葛飾にある人気店「ラーメン 三浦家」創業者の三浦慶太氏はX投稿で、「なんにせよ犯人 努力を奪うなよ」と、川口店に危害を加えた人物を糾弾。「金じゃねぇよ積み上げてきた努力を奪うんじゃねぇ スープ捨てて周りに頭下げて明日もお客さんが待ってるって 営業する為のタネスープを各店舗に少しずつ貰いに来てるんだよ 明大前からは雪平鍋4杯分だって 泣きそうなったよ」とした。

   三浦氏は、「負けんな! 明日も良い営業しよう!!どんな事があってもブレずに武蔵家の本気出せ」と川口店にエールを送っている。

   店同士の連携はSNSで注目を集めており、ユーザーからは「こう言う絆が良いなぁ?」「惚れてまうやろー」「努力を奪った犯人、本当に許せないですね。武蔵家の店舗が他の店舗の為に力を出し合うのに感動します」「すごいですね!」などと感心する声が寄せられた。

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