東京新聞の記者でネットメディア「Arc Times」のキャスターも務めている望月衣塑子氏が2023年10月10日深夜にX(旧ツイッター)を更新。「NGリスト問題」をめぐりジャニーズ事務所が声明を出したことを受け、あらためて事務所側の対応を批判した。
「一体どこに向かって弾を撃ってるつもりでしょうか」
会見後、質疑応答で「NG記者リスト」が存在していたと報じられたジャニーズ事務所。リストは会見を取り仕切ったコンサル会社が作成したものとし、事務所は関与を否定していた。
ジャニーズ事務所は10日夜に公式サイト上にあらためて「NGリストの外部流出事案に関する事実調査について」という声明を発表し、詳細な経緯を説明しながら、改めて事務所側の関与を否定した。
この発表について、望月氏はXで「読み込んでから意見を述べるつもりですが、連発している全ての声明は一体どこに向かって弾を撃ってるつもりでしょうか」とコメント。「世界史上最大の性加害を起こした企業が、最優先でやるべきことは性被害の救済であり、論理破綻のプレスリリースの連打ではないのでは」と皮肉った。
望月氏はNGリストに掲載されていたとされており、実際に10月2日会見で指名されることはなかった。