「日本は老人大国です」「いまだに新聞とテレビが情報収集手段」 高須克弥氏、マスコミ批判めぐる議論に参戦

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   ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が2023年10月9日、X(旧ツイッター)で、「世界で何かが起きると、なんで日本では報道されないんだと批判の声が上がる」ことについて私見をつづった。

   投稿には賛否さまざまな意見が寄せられ、議論となっている。高須クリニック院長の高須克弥氏も投稿に反応し、持論を展開している。

  • 高須克弥氏のX投稿より
    高須克弥氏のX投稿より
  • 高須克弥氏のX投稿より

「今は情報の質を判断する力を養わなければならない時代です」

   多数の死者が出たイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃を踏まえてか、レジャバ大使は9日のXで、「世界で何かが起きると、なんで日本では報道されないんだと批判の声が上がることがありますが、今は誰にでも情報が入る時代ですし、誰だって声を上げることができます」と切り出した。

   続けて、「テレビで報道されているかどうかで、そのことが重要かどうかが判断される時代は終わっていて、今は情報の質を判断する力を養わなければならない時代です」と持論。「逆に声を上げることによって、テレビや他の報道機関が、それを報道するようになるケースだって見受けられてきたし、少なくても私もジョージアのことを発信してきたことで、お陰様で、ジョージアにまつわる何かがあった場合は報道されるようになってきた実感があります」とつづった。

   この投稿が議論を呼ぶなか、高須氏も反応。「レジャバ大使に申し上げます」と書き出し、「日本は老人大国です。オールドメディアのもとで育った老人はいまだに新聞とテレビが情報収集手段です」「わが愛知県の県民は中日新聞と中部日本放送で報道されないニュースはゴミだととらえていま」(原文ママ)などと、リプライで持論を展開した。

   これに対しレジャバ大使は、「ごもっともです」と返し、「ご指摘のご年配が情報弱者にならないようにという点も踏まえて私の主張です。だからおそらく、先生と私の意見は、違うように見えて、相似の関係のように、根本は同じ主張だと思います」と説明している。

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