故ジャニー喜多川氏の性加害問題に関連し、被害を訴えている元ジャニーズJr.の大島幸広さんが、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」を退会したとXで報告した。
「当事者の会」は、ジャニー氏から性被害を受けたと訴える元ジャニーズ事務所所属メンバー有志で構成され、平本淳也さんが代表を務めている。
「考えや方向性のズレがありました」
「当事者の会」公式サイトには、大島さんの
「98年~00年頃までジャニーズJrとして在籍していました。当事者の会のホームページを見てメッセージを送りここに参加しました。私も会のメンバー同様に被害者です。Jrを辞めてから25年間、心に深い傷を負い今まで必死で生きてきました。会の皆さんをニュースで見て私も力になりたい、性被害という私たち同様の被害者を作りたくないとの思いです。会のメンバーとして、またまだ告白できない被害者たちのためにも力を合わせて頑張ります。よろしくお願い致します」
とのコメントが掲載されていた。
しかし大島さんは2023年10月10日、
「私は当事者の会を正式に退会致しました。当事者の会とは、考えや方向性のズレがありました。このまま当事者の会で活動しても私の考える解決の道とは違う方向になりそうなので、この辺りで違う道へ進ませて頂きます!」
と発表。その上で
「今後も活動を続け、時効撤廃、児童性加害撲滅を訴え激しく活動していく次第です。声を上げ続け声が枯れても声を上げ続けそこから更に声を上げ続ける覚悟です」
「今後僕らのような経験をする子供ができないように。しっかり頑張っていきます!!!! いろいろありましたが、ここから新たなスタートなので頑張ります」
と、積極的に活動を続けていくと宣言した。