元俳優の高岡蒼佑さんが2023年10月10日、ジャニーズ事務所が開いた2度の記者会見を欠席した同事務所代表取締役前副社長の白波瀬傑氏について、「自分の所のタレントを矢面に立たせ 自分は雲隠れ こんなことが許されて良いわけがない」などとインスタグラムのストーリーで厳しく批判した。
「この大事件の逮捕者はいまのところ0」
故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、副社長を引責辞任した白波瀬氏。複数メディアによれば、その後は事務所の「嘱託社員」として勤務しているという。9月7日と10月2日の2度の記者会見では、東山紀之新社長や井ノ原快彦・ジャニーズアイランド社長が出席した一方、白波瀬氏は出席しておらず、SNSでは説明責任を求める声も上がっている。
高岡さんは、日刊ゲンダイDIGITALが9月25日に報じていた「ジャニーズ"メディア圧力のキーマン"白波瀬傑氏はどこに...記者陣が自宅に直撃取材も応じず」という記事を引用し、「自分は雲隠れ こんなことが許されて良いわけがない」などと批判した。
続けて「この大事件の逮捕者はいまのところ0」とし、「色々出てくるはずなのに捜査はされているのでしょうか」とコメントした。
高岡さんは9月28日にも、ジャニーズ事務所による「圧力」はあったとインスタグラムのストーリーで言及していた。
ジャニーズ事務所の外部専門家による再発防止特別チームが8月29日に公表した調査報告書によれば、白波瀬氏は1975年にジャニーズ事務所に入社した。1996年に取締役、2019年には副社長に就任。宣伝部の業務を主に担当していた。