国民玉木代表、埼玉虐待禁止条例案「現実に当てはまらない」 香川ゲーム条例も引き合いに「全国への波及も大きい」

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「果たしてこういった条例を定めても現実的なのかどうか」

   「趣旨を改めてもう少し知りたい」とも。改正案の前提が「今の現実には当てはまらない」として、改正案が子どもの安全を守る上で適切かについても疑問視した。

「子どもの安全という観点で言っておられるということはわかる。ただ、そのために、常に親が家にいろ、あるいは専業主婦のお母さんが家にいることを前提にしか成り立たないようなことを求めても、今の現実には当てはまらない」

   その上で、

「むしろ大切なのは、子どもだけで安心して通学したりお買い物に行ったり遊んだりする、そういった安全な環境を取り戻すこと」

だと話し、このまま本会議で成立することへの懸念を示した。

「常に子どもを見られる、という状況ではない家庭が現に増えている中で、果たしてこういった条例を定めても現実的なのかどうか。そして、究極の目的である子どもの安全につながるのかどうか、ということについては、やはり県のことなので、こちらが国として何か言うべきことはできるだけ差し控えたいが、それにしても、このまま通していいのかどうか、多くの人が懸念を持っている。やはり慎重な、もう1段慎重な対応が必要ではないか」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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