ジャニーズ会見「やり直し」求める声 指名NGリスト問題で「再度の会見不可避」「もう1回やるしかない」

   故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けてジャニーズ事務所が2023年10月2日に開いた記者会見で、特定の記者を指名しないようにする「NGリスト」が存在していた問題をめぐり、もう一度記者会見を開くよう事務所に求める声がSNSで上がっている。

  • ジャニーズ事務所の記者会見
    ジャニーズ事務所の記者会見
  • ジャニーズ事務所の会見で挙手する記者
    ジャニーズ事務所の会見で挙手する記者
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  • ジャニーズ事務所の会見で挙手する記者

「記者会見のやり直しを求めます」

   会見の質疑応答では「一社一問」のルールが設けられ、司会者から指名された記者が質問するという流れだった。しかし、指名されない記者が声を上げて抗議し、「ちゃんとルール守れよ」と記者同士で怒号が飛び交う場面もあった。

   会見に出席したものの指名されなかった一部の記者は、会見後に「八百長」だとX(旧ツイッター)で批判。別の記者は「絶対に当てないことを事前に決めていたとしか思えない」などとも述べていた。

   こうした中、今回の会見で「NGリスト」が存在していたとNHKが4日に報道。ジャニーズ事務所は翌5日、リストについて「弊社の関係者は誰も作成に関与しておりませんし、指名をしない記者を決める等も全く行なっておりません」などと公式サイトで釈明したが、事務所に対する批判が相次いでいる。

   一連の報道に対し、SNSでは「再度の会見は不可避だ」「もう一回やるしかない」「記者会見のやり直しを求めます」などと求める声が上がっている。

   J-CASTニュースは6日、ジャニーズ事務所に(1)今回の件を受け、会見を開く予定はあるか(2)今回の件とは関係なく、会見を開く予定はあるか――とFAXで質問を送った。会見運営の委託を受けたFTIコンサルティングにも同日、(1)今回の件を受け、FTIコンサルティングは会見を開く予定はあるか(2)今回の件を受け、ジャニーズ事務所は会見を開く予定はあるか――とFAXで質問を送った。いずれも期限までに回答は得られなかった。回答があれば追って伝える。

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