「働かない中年社員」大企業の6割「思い浮かぶ人いる」 悪いのは会社か本人か

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IT・情報通信に「思い浮かぶ人」少ない理由

   J-CASTニュースBizは、調査担当者に話を聞いた。担当者は、「データを元に仮説検証しているわけではないので、あくまで個人的な想像、仮説ということが前提ですが」という条件で、取材に応じてくれた。

――企業規模が大きいほど、「働かない中年社員」を思い浮かべる人が多いという結果が興味深いですね。やはり、大企業だと、そういう社員でも「生息」できる「余裕」があるということでしょうか。

調査担当者 そのように考えることに妥当性はありそうな感じがします。「人数が多い企業ほど、ひとり1人の仕事における影響度が小さくなるのではないか」と仮説を立てると、働かない中年社員でも居続けやすいのではないかと考えられます。

――業種別に見ると、「IT・情報通信」に「働かない中年社員」が少ないことが目立ちます。やはり、最先端で競争が非常に激しいからでしょうか。あるいは、一定のスキルがないとそもそも入社できないからでしょうか。
逆に「電気・ガス・水道」「教育・学習」「金融・保険」といった業種に「働かない中年社員」が思い浮かぶ割合が高いですが、どういう理由が考えられますか。

調査担当者 成果主義寄りか、年功序列寄りか、という古くからの企業か新しく出てきた企業かの違いが大きいのでは、と最初は考えてみたのですが、「金融・保険」などは古くからある業界ではあっても、現在、成果主義が強い業界ともいえます。やはり、大企業が中心ですから、人数の影響が大きいのでは、と個人的に仮説を考えています。

IT・情報通信業界は人手不足状態という話を聞きますし、「働かない中年社員」ではいられないという可能性もあるかもしれませんね。
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