人気グループが出演するダンスイベント「D.U.N.K. Showcase」で、会場が「ジャンプ禁止」になっているとして、ファンらの戸惑う声がツイッター(X)で相次いでいる。
会場の京セラドーム大阪(大阪市西区)では、主催者の判断で、コンサートなどのイベント時に観客席でジャンプなどすると周辺の建物が揺れ、住民に迷惑がかかるとして、止めるよう看板や貼り紙で呼びかけている。
「ドーム周辺の建物が揺れ、住民の方々に大変ご迷惑」
「DUNKで飛び跳ねれないの寂しい」
「みんな我慢だよ。出禁になっちゃう」
「どんな煽りしてくるのかな 『肩組め~』とか」
「D.U.N.K.」の公式ツイッターなどが2023年10月3日、京セラドーム大阪で12月2、3日にイベントを行うと発表すると、ファンらから開催を喜ぶ声とともに、こんな心配の声が次々に上がった。
このイベントは、音楽グループ「AAA(トリプルエー)」のSKY―HI(日高光啓)さんと日本テレビが23年に始めたプロジェクトの一環で、当日は、人気のある7人組男性グループ「BE:FIRST(ビーファースト)」らが出演する。
京セラドーム大阪は、最大5万5000人が収容できる施設として、1997年にオープンした。プロ野球の球団オリックスが本拠地として使っているほか、大規模なロックコンサートなども行われている。
ドームでは、野球の公式戦やコンサートが行われるときは、「ジャンピング禁止」と赤字で大きく強調した看板や貼り紙を京セラドーム大阪の名前で出している。そこでは、「ドーム周辺の建物が揺れ、住民の方々に大変ご迷惑をおかけすることになりますので、お止めください」と理解や協力を求めている。
ダンスイベントでは、出演者らと一緒に飛び跳ねたりしたいファンが多いとみられ、もし一部のファンがジャンプなどした場合に出演者らが出禁にならないかなどを懸念しているようだ。