「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)や「ナニコレ珍百景」(同)などを手がけた元放送作家で、現在はYouTuberとしても活動する長谷川良品さんが2023年10月5日のX(旧ツイッター)で、NGリスト問題をめぐるジャニーズ事務所の主張に疑問を呈した。
「逐一クライアントに報告、相談します」
この問題は、10月2日に行われたジャニーズ事務所の会見の質疑応答で、司会者が指さないための「NG」を記載していたリストが存在していたとされるもの。
4日夜にNHKが一報を伝え、ジャニーズ事務所は5日未明に公式サイト上で見解を発表。リストはコンサルティング会社が作成したものだとして、「弊社の関係者は誰も作成に関与しておりません」「誰か特定の人を当てないで欲しいなどと言うような失礼なお願いは、決してしておりません」などと否定。「会見を委託したコンサルティング会社がしたこと」だとした。
この問題について、長谷川さんはXで「ちなみに私はPR会社のブレーンをしていたこともあり、記者会見等プレスイベントの演出もしてきましたが」と自身の立場について前置きをした上で、「クライアントの意向を無視して勝手に、、などあり得ません」と断言。
「ま、当然ですよね。逐一クライアントに報告、相談します」とつづり、返信の中でも「私の知る限りはあり得ないと思います」と強調した。
会見の中では声を荒げた記者に対し、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦さんが、会見は子どもも見ていることを引き合いに出し、「ルールを守っていく大人たちの姿をこの会見では見せていきたい」と諭す場面があった。
長谷川さんは投稿で、この流れを踏まえてか、「ほんとうに。子供たちのためにも、ですよね」ともコメントしている。