今回の会見は今後の事務所運営とってポジティブ?ネガティブ?
このようなジャニーズ事務所の「鉄壁の守り」姿勢は、今後の好感度にどう影響するだろうか。下矢さんはこう答える。
「短期的には『大過なく乗り切れた』という意味でポジティブ。だが短期的に乗り切ることを重視するあまり、長期的には『真摯に出直すジャニーズ事務所』という印象づけには失敗している。現在まで賛否両論渦巻いているのが、その証左。そのため、新規のCM契約は困難なままではないか。長期的にはネガティブと考えている」
一部の熱狂的なファンを除く多くの人々は、ジャニーズ事務所に冷ややかなまなざしを向けており、今回の会見によって「なにか割り切れない感情」が残ったのではないかと推察した。
「長期的に考えれば、徹底的に記者会見に向き合い、特に厳しい質問をぶつけられる姿を晒すことで、逆に真摯で誠実な姿勢を打ち出したほうが得策だったのではないか」