チャンネル登録者数63万人超のグループYouTuber「EvisJap/えびすじゃっぷ」のメンバー・たくさんが2023年10月3日、「私人逮捕」の様子を撮影しているYouTuberについて、「偽善です」「どうせカメラ回してなかったら何もしてないと思っちゃう」などとX(ツイッター)で私見をつづった。
「自分が正義です。正しいことしてます。って感じが気持ち悪い」
発端となったのは、痴漢・盗撮の撲滅を掲げて活動するYouTubeチャンネル「ガッツch」の中島蓮さんが1日にXで投稿した内容。「私人逮捕撮影動画」について議論する情報番組の一部を切り抜いた動画を添え、中島さんは「こんな超人気番組のコメンテーターがあることないこと言っていいの?」と訴えた。
動画の中では、番組出演者が「痴漢撲滅の映像も、最初に捕まえて、その方(相手)に『大丈夫です、警察に言わないんで、言ってください。(痴漢を)認めてください』って認めさせた後に警察に連れていく」と私人逮捕の手口を解説し、「そういう動画が伸びちゃう現状があるんです」などと語る場面があった。
これについて、中島さんは「痴漢撲滅は間違いなくガッツch のことだろうけど『警察に言わないから認めてください』なんて言った覚えないわ」と否定し、「そんなんだから日本の大手マスメディアの信憑性が疑われる」と指摘した。
たくさんは3日、中島さんの投稿を引用し、「偽善です。YouTubeのためにやってますって言ってくれたら潔くて良いんだけど自分が正義です。正しいことしてます。って感じがどうしても個人的に気持ち悪い」とコメントすると、「どうせカメラ回してなかったら何もしてないと思っちゃう してたらごめんね」とつづった。
たくさんの元には、「その通りすぎ」「同意です。結局は再生取れて自分の名前を広めたいって言う気持ちがあるからだと思ってます」といったコメントが寄せられたほか、著名編集者の箕輪厚介氏も「まじキモイよね。こいつら」と同調。一方で、「偽善だとしてもその行動に助けられた人もいます」といった一部ユーザーの意見も見られた。