「青汁王子」こと実業家の三崎優太氏が2023年10月2日に公式YouTubeチャンネルを更新し、同日に行われたジャニーズ事務所の記者会見における参加メディアの態度に激怒した。
会見では東山紀之社長、関連会社「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長が、記者から厳しく責任を追及される場面があった。
「急に手のひら返しすんじゃねぇよ」
「ジャニーズの記者会見があまりにも酷かったので物申します」と題して公開した動画で三崎氏は、ジャニーズ事務所の記者会見について「めちゃくちゃ違和感を感じて。日本の悪いところの集大成。汚物みたいな。ほんとにそんなものを見たような気持ちになりました」と痛烈に批判した。
ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏が長年にわたって数多くの未成年に性加害を加えたことについて「許せないじゃないですか。何でこんなことが日本で許されるのか」と糾弾しつつ、「でも、それを許していたのは誰ですか?考えてください。メディアとクライアントですよね?」と、メディアおよび取引企業の責任を指摘した。
性加害疑惑は、何十年にもわたってささやかれ続けていたが、「メディアはそれを報じなかった。それどころか、ジャニーズ事務所のタレントを優先して、忖度して、利益のために黙認していたわけですよね。性加害に遭った人たちの気持ちを殺していたわけですよ」と三崎さん。
「それが今になって、『ジャニーズ悪いよね』と。それはそうなんだけど、メディアもこぞって記者会見であんなふうに叩いて、いや、お前ら共犯じゃねぇかと。今まで気付かなかったのか」「もし気付かないんだったら、めちゃくちゃ無能ですよ」とメディアを非難した。さらに、「今やっと風向きが変わって、こういうふうに批判して、あんな偉そうに記者会見でマウント取ってさ。いや、お前ら、昨日まで一緒に味方だったのが、急に手のひら返しすんじゃねぇよ」と率直な気持ちを伝えた。
「第二のジャニーズが出てきますよ」
また「クライアントも一緒です」と矛先を向けると、「クライアントも腫れ物に触る感じで手のひら返してるけど、ジャニーズにお金出してたじゃん。他の事務所の男性タレントがテレビに出ようとして妨害してたの誰ですか?」「僕、色んな裏話知ってるんですよ。共演NGにしてみたり、圧力かけてみたり。散々好き放題やってきたじゃないですか。それを何をいまさら言ってるんだろうなと僕は正直、感じましたね」と怒りをあらわにした。
そして、「この日本社会がメディアが変わるには、ジャニーズ、そして、メディア、クライアントがすべて揃って『ごめんなさい』しないと変わらないですよ。ジャニーズの責任にしたって第二のジャニーズが出てきますよ。またメディアが忖度して、利益のために都合のいい記事ばかり書いて。本当の問題を隠して報道しないで、本当に困っている人の声が世の中に出ない。こういうことが無数に起こっていると思うんですよね。これは本当に問題だと僕は思います」と力説していた。