中国・杭州アジア大会男子サッカー準々決勝で日本代表に対して愚行を繰り返した北朝鮮代表を韓国メディアが「史上最悪のマナー」と猛批判した。試合は日本が2-1で勝利し準決勝進出を決めたが、北朝鮮に6枚のイエローカードが提示される大荒れの展開だった。
北朝鮮は危険なスライディングタックルなどのラフプレーに加え、日本スタッフへの「暴挙」でもイエローカードを提示された。
日本スタッフから給水ボトル強奪
問題のシーンは後半27分過ぎに起こった。いったんプレーが止まった際、日本スタッフがクーラーボックスを持って日本選手に給水ボトルを配っていると、北朝鮮選手がスタッフに歩み寄り給水ボトルを奪い取った。さらに戸惑うスタッフを威嚇するように左拳を振り上げる暴挙に出た。
試合直後には複数の北朝鮮選手が主審に詰め寄り抗議した。内容は定かではないが、主審の裁定に不服があったとみられる。
このような北朝鮮選手の行動がインターネットの動画で世界中に拡散され、SNSで批判の声が相次いだ。韓国でも大きな注目を集め、複数のメディアが北朝鮮選手の行動を批判的な論調で伝えた。