元V6の岡田准一氏が2023年11月30日をもってジャニーズ事務所を退所する、と10月2日に公式サイトで発表された。
事務所前社長の故・ジャニー喜多川氏による性加害問題で各企業が対応を迫られている。10年にわたり岡田氏を広告に起用している遊園地「ひらかたパーク」(大阪府枚方市)に今後の予定を取材した。
「各方面でのご活躍にも期待している」
岡田氏は、ひらかたパークの園長でイメージキャラクター「超ひらパー兄さん」を務めてきた。出演作品に絡めたパロディポスターやコミカルなCMで人気を博す。就任10周年を迎え、園内に「岡田園長像」が設置されるなどのイベントも催されている。
10月2日に日刊スポーツが岡田氏が事務所を退所する見込みと報じたところ、Xでは「ひらパー兄さんはどうなるんだ...!!」「続けられそう?」といった声があがり、「ひらパー兄さん」の単語が一時トレンド入りする事態にもなった。
同日、ジャニーズ事務所は性加害問題をめぐる被害者への補償などを説明する会見を開き、公式サイトでは岡田氏の退所が発表された。岡田氏は芸能事務所を設立するという。
ひらかたパーク広報は2日、「当社としては、いかなる性暴力も一切容認することはできないと考えている」とし、事務所には「当社の考えを申し入れ済み」だとJ-CASTニュースの取材に答えた。
岡田氏が退所した場合、広告に続投する予定はあるか尋ねたところ、退所発表をふまえたうえで、「今後の契約やプロモーションについては、報道以上の詳細を把握しておらず、個別の契約に関連することでもあるので、現時点でコメントは差し控える」と述べる。
そもそも岡田氏を起用した経緯は、「枚方出身であり、ご自身も幼少期に実際に来園されていた岡田さんご本人にひらかたパークの魅力を語っていただきたいと考えオファーしました」。下記のようにもコメントした。
「10年間ひらかたパークと共に歩んでいただいている地元出身の岡田さんとの関係を大切にしたいとの思いは変わらないし、各方面でのご活躍にも期待している」