「そう思っている方がいたら挙手お願いしまーす!」
この質問に答えた直後にも怒号があがった。これまでも「落ち着いて」と繰り返していた井ノ原快彦氏が「ちょっと一言いいですか」と口を開き、改めて呼びかけた。
「やはりこういう会見の場は全国に生放送で伝わっておりまして、小さな子どもたち...自分にも子どもがいます。ジャニーズJr.の子たちもいますし、それこそ被害者の皆さんが自分たちのことでこんなにもめているのか、というのは僕は見せたくないので、できる限りルールを守りながら、ルールを守っていく大人たちの姿を、この会見では見せていたいと僕は思っていますので、どうかどうか落ち着いてお願いします」
この呼びかけに対して、記者席からは拍手があがった。
終了予定時刻の16時が過ぎ、司会者が会見終了を宣言した後も、記者席からは声がやまなかった。
「問い合わせてもなかなかお答えがいただけないという状況があるので、ぜひその点はご配慮いただいたいと思っています。そう思っている方がいたら挙手お願いしまーす!」
と賛同を求める記者もおり、会場内には挙手や拍手をする記者もいた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)