優勝オリックスが「対戦したくない球団」どこ? パCS争い大混戦...SB・楽天・ロッテが1ゲーム差内

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   パ・リーグのCS争いが大混戦だ。2位・ソフトバンク、3位・楽天、4位・ロッテが1ゲーム差内にひしめく。残り試合を見ると、ソフトバンクは4試合、楽天は5試合、ロッテは6試合。ソフトバンクと楽天は2023年10月2、3、7日と直接対決で3試合が行われる。CS争いの命運を握る戦いになりそうだ。

  • オリックスの本拠地、京セラドーム
    オリックスの本拠地、京セラドーム
  • オリックスの本拠地、京セラドーム

「オリックスとの対戦成績も互角に近い」球団

   リーグ3連覇を飾ったオリックスは、CSファイナルステージでこの3球団のうちの1球団と対戦する。今年の戦いぶり、本拠地開催で1勝のアドバンテージがあることを考えると絶対的有利だが、3球団で対戦したくないチームはどこだろうか。

   スポーツ紙デスクは、「間違いなくソフトバンクでしょう。大型補強が実らず優勝争いに絡めなかったが、投打がかみ合った時は強い。投打で個々の能力は高いですし、オリックスとの対戦成績も互角に近い。楽天、ロッテと比較して短期決戦で下克上の可能性は十分にある」と分析する。

   オリックスの今季対戦成績は、楽天戦が15勝10敗、ロッテ戦が14勝6敗1分と大きく勝ち越しているのに対し、ソフトバンク戦が12勝11敗1分と拮抗している。絶対的エース・山本由伸はソフトバンク戦に6試合登板で3勝3敗、防御率2.33。決して悪くない防御率だが、球団別では最も相性が良くない。中軸を担う柳田悠岐はオリックス戦が打率.320、3本塁打、18打点。近藤健介は打率.289、4本塁打、11打点ときっちり成績を残していることも、ソフトバンクにとって明るい材料だ。

   昨年は最終戦でオリックスがソフトバンクをかわして逆転優勝を飾り、CSファイナルステージも4勝1敗でオリックスがソフトバンクを撃破した。今年はどの球団がCSに進出するか。最後まで目を離せない戦いが繰り広げられそうだ。(中町顕吾)

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