2023年10月2日に開かれたジャニーズ事務所の会見で、井ノ原快彦氏が藤島ジュリー景子氏の体制になるまで事務所と契約を交わしていなかったことを明かした。これに対しX(旧ツイッター)では、ジュリー氏は今まで事務所の立て直しのために尽力してきたのではと評価する声が寄せられている。
事務所の改革をしようとしたため10年間「オフィスに足を踏み入れておりません」
井ノ原快彦氏は被害者の在籍確認の方法についての質問への回答の際、
「僕もですね、ジャニーズJr.のとき......というか今にいたるまで、合格と言われてません。それぐらい、正式な取り決めがなかったです。なので、しばらく契約はしてもらえませんでした。ジュリー氏が担当するようになって契約していただきました」
と発言。ジュリー氏体制になってから初めて正式に事務所と契約を結んだとした。
また会見冒頭に井ノ原氏が代読した手紙で、ジュリー氏は
「事実上、私には経営に関する権限はありませんでした。そして、2008年春から新社屋が完成した2018年まで一度も、ジャニーズ事務所のオフィスには、足を踏み入れておりません。これは、性加害とはまったく違う話で、私が事務所の改革をしようとしたり、タレントや社員の環境を整えようとしたことなどで、(ジャニー氏とメリー氏の)2人を怒らせてしまったことが発端です」
と告白した。
X(旧ツイッター)では井ノ原氏でも長年契約をしていなかったことに驚く声とともに、ジュリー氏が事務所の改革を進めようとしていたことに対し、
「ほんとに立て直ししようと頑張ってたんだな」
「もしかして、ジュリーさんかなり改革頑張ってたんじゃないの?」
「ジュリー氏ちゃんとタレントのこと考えてる人じゃん」
「閉塞的な運営に対して1番危機感を覚えていたのは他でもないジュリーさんだったと思う」
などのコメントが寄せられた。