ジャニーズ事務所が2023年10月2日に記者会見し、関連会社「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長が記者の質問に戸惑いを隠さない場面があった。
「違和感がある」「理解できない」
井ノ原氏は、「従来通り若い少年たちを育成する形になるのか」と問われてうなずくと、記者から「違和感がある」「理解できない」として次の問題意識をぶつけられた。
「どうしても従来通り育成したいということであれば、井ノ原さんは副社長としてジャニー(喜多川)さんの性加害を容認してるようにも映る」
井ノ原氏は質問を遮るように「え、そうですか?」「マジっすか?」と困惑気味に反応し、ジャニーズ事務所の東山紀之社長が「井ノ原の人間性から考えると、向かい合ってくれる大人がいるというのは大変いいことだと僕らは思っている」と助け舟を出した。
井ノ原氏は「ちょっと説明させていただいてもいいですか」と続け、
「ジャニー氏が一人でジュニアと対面していたことは多かったと思います。僕はほとんどそれをしていません。周りに何人も大人がいますし、そこには女性もいますし色々な目で見て成長を見守る。振付やボイトレ、お芝居の先生などから僕に情報がちゃんと集まってきます(中略)僕も芸能の世界で色々な経験をしてきましたからその目はあると思う。色々な人に育ててもらったのでアドバイスはできる」
と理解を求めた。