韓国代表、ゴールパフォで「品格見せた」 中国戦を地元メディア絶賛【アジア大会】

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が、中国・杭州アジア大会サッカー韓国代表選手のゴールパフォーマンスを「韓国サッカーの品格を見せた」と絶賛した。韓国は2023年10月1日、準々決勝で地元・中国を2-0で下しベスト4を決めた。

   試合は前半18分に韓国MFホン・ヒョンソクが直接FKを決め先制。前半35分にはMFソン・ミンギュが追加点を挙げ突き放した。後半は両国とも決定打を欠きスコアレスに終わり韓国が逃げ切った。

  • 中国戦勝利に歓喜する韓国代表(写真:ロイター/アフロ)
    中国戦勝利に歓喜する韓国代表(写真:ロイター/アフロ)
  • 中国戦勝利に歓喜する韓国代表(写真:ロイター/アフロ)

左人差し指を口に当て...

   スポーツ朝鮮は、「ホン・ヒョンソクとソン・ミンギュの完璧なゴールパフォーマンス、韓国サッカーの品格を見せた」とのタイトルで記事を公開した。

   10月1日は中国最大の祝日である国慶節で会場には5万の観客がつめかけ、中国ファンの大歓声の中、先制点を決めたホンと2点目を決めたソンが見せたパフォーマンスは、中国に衝撃と恐怖を与えると同時に韓国サッカーの地位を一段と高めたと指摘した。

   同メディアによると、ホンはゴール直後に左人差し指を口に当て、中国ファンで埋め尽くされたスタンドに向かってヤジを飛ばさないよう促したという。ソンはゴール直後に左右の手をそれぞれ開いて耳に当てるパフォーマンスを見せた。記事では、ヤジを飛ばす中国ファンに対して「よく聞こえないからもっと声を大きく出してみろ」と挑発するようだったと説明した。

   両選手のパフォーマンスにスタンドのファンと選手はエキサイトしたが、中国サッカーの実力が向上するわけではなく、韓国が中国を完全にKOした瞬間だったとした。

   スポーツ朝鮮の別記事では、中国のラフプレーを批判的な論調で伝えた。「予想以上に激しかった中国のダーティサッカー、怪我の脅威とも戦った韓国」などのタイトルで記事を公開した。

   実力では敵わないということが前半序盤に証明されると中国は反則とラフプレーで対抗したとし、韓国の選手たちが怪我をしそうな場面が続出したが選手たちは動じなかったと称賛。さらに「実力だけでなく精神力でも韓国が中国を圧倒した」とした。

   韓国は10月4日の準決勝でウズベキスタンと対戦を予定しており、勝ち上がれば決勝で日本と対戦する可能性がある。

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