実業家の田端信太郎氏が2023年9月27日に公開したYouTube動画で、ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐる歌手・GACKTさんの主張について、「バカ丸出し」などと猛批判した。
「バカなこと言っているからバカなこと言ってんな、ってぐらいの感じなんすけど」
GACKTさんは9日のX(ツイッター)で、ジャニーズ事務所所属タレントのCM起用を見直す企業が相次いでいることについて「今までそのアーティストやタレントを顔にして散々やってきたのに、ただの【乗っかりコンプライアンス】で起用をやめるとか」「【ファン】の愛情を軽視しすぎ」などと批判し、賛否両論を呼んでいた。
12日にも「事務所の問題は問題としてわかる」とした上で「だが、そこにいる彼らまで攻撃するのは違う。そもそも被害者だろう、彼らは」などと投稿していた。
田端氏は「ジャニーズ騒動で分かってない奴が多すぎる」と題した動画で、GACKTさんの主張に言及した。
スタッフから「GACKTさんに攻撃されてましたよね」と問われると、「攻撃っていうか、バカなこと言っているからバカなこと言ってんな、ってぐらいの感じなんすけど」と返した。
田端氏は10日のXで、GACKTさんの主張について「バカなのかな!?」と痛烈に批判。次の投稿では「ジャニーズ問題で『タレントに罪はない!』って言ってる人へ」と呼びかけ、「末端のヤクザの組員に罪はなくても、反社と取引して報酬のギャラ払ったら企業としてはアウトでしょ。それと同じよ」と指摘していた。
今回の動画で田端氏は、GACKTさんの投稿について、改めて疑問視した。
「大手企業は会社としてのジャニーズ事務所と契約してるわけじゃないですか? その会社としてのジャニーズ事務所が、会社ぐるみでジャニー喜多川の悪いことを止めずにきてて、色んな被害者がいっぱいいますと。それはもう取引できないから切ります。ただただそれだけですよ」