猫の鳴き声、近づくと「トラバサミ」に挟まれ真っ赤に 「かなりの圧力で食い込んでいた」目撃者怒り

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   2023年9月27日、東京都足立区の河川敷に、鉄製わな「トラバサミ」が仕掛けられていたというX(旧ツイッター)の投稿が話題となっている。投稿者は28日、J-CASTニュースの取材に対し、地域猫が挟まっていたと話した。

  • 画像はイメージです
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  • 発見されたトラバサミ/高沢守(@MamoruTakazawa)さん提供
    発見されたトラバサミ/高沢守(@MamoruTakazawa)さん提供
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  • 発見されたトラバサミ/高沢守(@MamoruTakazawa)さん提供
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挟まれた猫は未だ見つからず

   足立区に取材したところ、トラバサミが発見されたのは荒川にある江北橋付近、西新井側の河川敷だ。

   投稿したのは動物愛護活動を行う高沢守(@MamoruTakazawa)さん。26日に地域猫の世話をしていたボランティア2人がトラバサミを発見し、連絡を受けて現場に向かったという。

「(河川敷の)階段の横にある鉄柵に、針金が巻かれていたそうです。その針金の先にトラバサミが付けられており、それに猫が挟まれて倒れて鳴いていたという状況だったそうです。男性のボランティアさんがトラバサミを外したのですが、かなり食い込んでいたようです。(挟まれた足が)真っ赤になっていて、毛も少し抜けていたと。ただ、血がだらだら流れていたり、ちぎれそうになっていたということはなかったそうです。ただ、かなりの圧力で食い込んでいたので、相当なけがをいるのではないかという話でした。

もともと地域猫としてみんなでお世話をしていた猫だったのですが、恐怖心や痛かったのもあって消えてしまい、今も発見されていません」

   トラバサミが発見されたのは、ジョギングやスポーツをする人、子どもなどが多く集まる場所だったという。高沢さんはトラバサミが仕掛けられていたことについて

「実は、事件が起きる1か月ほど前から行方不明の地域猫がいます。さらに5日ぐらい前から、もう1匹、いつも出てくる子がいなくなってしまっている状況です。なので、関連性があるのではと、すごく心配しています。

地方に行くと、いまだにトラバサミが山の中に仕掛けられていることがあります。野生動物やそれ以外の犬や猫で、片足の子がすごく多い。それが東京にもあったということで、とても怒りを感じています」

と、感情をあらわにした。

   足立区は28日午前、注意喚起の看板の設置と点検を実施した。点検により新たなトラバサミは見つかっていないという。

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