俳優・のんさん(30)が2023年9月27日、岩手県産米の統一愛称「いわて純情米」の新CM発表会に出席し、県産米をPRした。
のんさんは、岩手県が舞台のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)でブレーク。岩手県とはそれ以来の縁だ。作品は今もBS4K・BSプレミアムで再放送中で、初回放送から10年を経ても視聴者の人気を集めている。発表会では2つの銘柄を試食。口をもぐもぐさせながら「多幸感を感じています」と嬉しそうに話した。達増拓也知事は「『食べれば食べるほど、食べたくなる』みたいな感じを伝えることができてうれしい」と話し、豪快な食べっぷりに感心していた。
「私中学生ぐらいの時に、朝6合食べてた時期あったんですよ」
のんさんはCMを見た感想を聞かれて、「今回はひたすら食べているので、いっぱい食べたよなぁ~と思い出しました」。何杯ぐらい食べられそうかを聞かれて
「私中学生ぐらいの時に、朝6合食べてた時期あったんですよ。ダイエットしなきゃいけなくて、ダイエットを跳ね返すように食べてました」
と大食いエピソードを明かし、出席者を驚かせた。
のんさんは2銘柄を試食。「銀河のしずく」をほおばりながら「とても良い甘みが広がって、多幸感を感じています」と感想を口にした。登壇者が銘柄の説明をする中でもおいしそうに食べ続けた。「めちゃくちゃおなかすかせてきたので、まだまだいけます」と、「ひとめぼれ」に舌鼓を打った。
この様子を見ていた達増知事は、
「米そのものというより、実際に食べるときどうなのか、ということを消費者の皆さんに伝えるのが大事。今日はしっかり『食べるとどんなに幸せになるか』とか『食べれば食べるほど、食べたくなる』みたいな感じを伝えることができてうれしい」
と、食べっぷりに舌を巻いていた。
岩手県を訪れるたびに「おかえり、のんちゃん」
岩手県との縁について問われたのんさんは、
「私がたくさんの人に知っていただいた朝ドラで舞台になった場所。2~3か月いた場所なので、すごく思い入れができた。第2の故郷のように思っています」
と、「あまちゃん」の思い出に言及。岩手県を訪れるたびに「おかえり、のんちゃん」と声をかけられるといい、「親戚のように接してくださるので安心する。岩手に行くと心がホッと落ち着く」という。
発表会は東京・神田の神田明神で開かれ、「いわて純情米」が多くの人に届くように願って絵馬を奉納した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)