「戦力だけ見ればBクラスのチーム」 ロッテ7連敗でCS脱落危機も...吉井理人監督に同情の声

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   夏場までオリックスと優勝争いを繰り広げていたロッテが、CS争いから脱落危機を迎えている。2023年9月26日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で0-7と完敗を喫し、5年ぶりの7連敗。先発の美馬学が4回8安打4失点KOと試合を作れず、打線も散発4安打と本塁が遠かった。

  • 吉井理人監督(写真:AP/アフロ)
    吉井理人監督(写真:AP/アフロ)
  • 吉井理人監督(写真:AP/アフロ)

「首位争いを繰り広げていましたが、長丁場のペナントレースでは限界がある」

   長いトンネルから抜け出したいが、状況は厳しい。佐々木朗希、沢村拓一、山口航輝、藤岡裕大、荻野貴司、岡大海、安田尚憲らが体調不良による「特例2023」で次々に登録抹消。左腕エース・小島和哉は22日に体調不良で一時戦列を離れ、平熱に戻って25日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で今季初の中5日で先発したが、本来の状態に程遠く、6回2/3で7失点と打ち込まれた。

   9月は5勝15敗と大きく負け越し、最大貯金13を使い果たして借金2に。想定外の大失速だが、今季から就任した吉井理人監督に対して同情的な声が多い。

「戦力だけを見ればBクラスのチームです。本来なら中心選手として活躍しなければいけない安田、藤原恭大が伸び悩み、打線の迫力不足が否めない。吉井理人監督が投手陣を含めて選手をやりくりして首位争いを繰り広げていましたが、長丁場のペナントレースでは限界がある。本気で優勝を目指すなら今オフは補強が必要です」(スポーツ紙記者)

   シーズンは残り10試合。2位・ソフトバンクを1.5ゲーム差、3位・楽天を0.5ゲーム差で追いかける立場となった。満身創痍の状態だが、最後の力を振り絞ってCS圏内に滑り込めるか。短期決戦の強さに定評があるだけに、本拠地開催の権利が得られる2位進出を目指す。(中町顕吾)

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