韓国メディア「スターニュース」(WEB版)が2023年9月22日、サッカー日本代表が国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで19位になったことを「驚異的な上昇」と称賛した。
FIFAは21日に世界ランキングを更新し、日本は20位から順位を1つ上げアジア最上位の19位となった。日本の10位台は2012年以来11年ぶり。アジア勢ではイランが21位で2番手につけ、28位から26位にアップした韓国が3番手。27位のオーストラリアが続く。
「4試合でなんと18ゴールを奪った」
スターニュースは「韓国FIFAランキング26位、2段階上がった...日本も19位に上昇、『ライバルだが認める』驚異的な上昇」とのタイトルで記事を展開した。最近の日本と韓国の国際試合の結果を比較し戦力を分析。結果がそのままランキングに反映されていると指摘した。
日本は6月15日にエルサルバドルと国際親善試合を行い6-0で大勝。20日のペルー戦は4-1で快勝した。9月9日には強豪ドイツを相手に4-1で勝利。22年ワールドカップ(W杯)カタール大会に続く勝利だった。12日にはトルコに4-2で勝利し国際親善試合4連勝。4試合で計18ゴールを奪った。
一方の韓国は22年W杯カタール大会以降、代表チームの不振が続いた。2月にユルゲン・クリンスマン氏(59)が監督に就任してから5試合で白星がなく、9月12日に英国で行われたサウジアラビア戦を1-0で勝利した。クリンスマン監督就任以来、6試合目にして初勝利だった。
スターニュースは、韓国は22年W杯カタール大会で16強に進出したが、クリンスマン監督就任以降の不振によりランキングが28位まで落ちたとし、国際親善試合6試合ぶりの勝利によりオーストラリアを抜いてアジア3位に上がったと解説した。
一方、森保一監督率いる日本はランキングで驚異的な上昇を描いたと指摘。「国際親善試合で嵐の4連勝中で、なんと18ゴールを奪った」と称賛。9月の欧州遠征では22年W杯カタール大会に続いてドイツを破り、ドイツのハンジ・フリック監督が解任されたと解説し、「ライバルだが認めざるを得ない好成績だった」と脱帽した。