道の駅「段ボール授乳室」にSNS紛糾 「安心できない」批判に寄贈元「真摯に承る」

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行政機関などにも納品実績があり

   日本道路建設業協会は今回の段ボール製授乳室を贈呈品として選定した経緯について、「厚みのある強化段ボールを使い、天井部分には梁を渡して、強度を高めていると聞いております。行政機関などにも納品実績がある中で、不具合などの連絡も一切ないということも聞いていますので増設となりました」と取材に回答した。

   選定の経緯について「贈呈にあたっては、全国『道の駅』連絡会とも連携しております。道の駅さんには事前に贈呈品などの仕様についてお話し、公募などをかけて、設置場所などについても事前に確認させていただいた中で、(贈呈先を)選定しています」と補足した。

   Xでは、「災害時の避難場所など仮設としての設置であれば理解できる」という旨の意見も見られた。今回寄贈したダンボール授乳室は一時的な設置を想定しているのか、長期的な設置を想定しているのかという質問に対しては、「設置後の移動や移設も簡単にできたり、災害時に持ち出しも可能といった1つの利点もありますし、常設にも安心、安全な段ボールということでもあるので、そういう意味でも道の駅の方にお知らせした上で、設置をお願いしているところです」とした。

   寄せられた意見に対しては「貴重なご意見として、我々も真摯に承って、今後いろいろな対応に向けて検討していきたいと考えております」とコメントした。

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