「日本は予想通り強かった」韓国メディア脱帽 3ゴール快勝に「韓国監督が心配するレベル」【アジア大会】

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   韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)が2023年9月20日、中国杭州で行われているアジア大会サッカーの特集記事を組み、日本代表の実力に「脱帽」した。日本は同日に行われた1次リーグ初戦でカタールを3-1で下し白星発進した。

   日本をライバル視する韓国での注目度は高いとみられ、スポーツ朝鮮は試合結果を速報した。「『ファン・ソンホン(監督)緊張!』日本予想通りに強かった」などのタイトルで記事を公開した。

  • アジア大会日本代表(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
    アジア大会日本代表(写真:森田直樹/アフロスポーツ)
  • アジア大会日本代表(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

「直線的で挑戦的で冒険的なプレーを展開した」

   同メディアが高く評価したのはポジショニングの良さだ。記事では、「10人のフィールドプレイヤーそれぞれがあるべき位置を良く守っている」とし、「技術的かつ計画的に相手のプレッシャーを取り除いた」と評した。

   攻撃面では「両ウイングは伝統的な役割に重きを置いているように見えたが、瞬時に内側に入り込み、カタールの守備陣を混乱させた」とし、「サイドでボールを奪うと素早く低いクロスを試みるのが印象的だった」とした。

   さらに「守備陣の裏のスペースを突く奇襲パスが何度も試みられ、ゆっくりとしたビルドアップ中心のサッカーではなく直線的で挑戦的で冒険的なプレーを展開した」と解説し、「前方へのプレッシャーの強度も高かった」と評価した。

   大会3連覇を狙う韓国は19日に行われた1次リーグ初戦でクウェートに9-0で大勝し大きく弾みをつけた。フル代表が得点力不足に悩まされるなか、U-24の9ゴールに地元メディアは沸き期待は高まったが、日本のレベルの高さにトーンは下降している。

   スポーツ朝鮮は「やはり世の中に『簡単な優勝』はないようだ」との見解を示し、「高いボールに弱さを見せるゴールキーパー、交代後の不安定なプレーなどの弱点は見つかったが、全体的なパフォーマンスは3連覇を目指すファン・ソンホン監督が心配するレベルだった」と伝えた。

   1次リーグD組の日本は9月25日にパレスチナと対戦し、E組の韓国は21日にタイと対戦する。

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