漫画家の井上純一さんが2023年9月14日、40度近い発熱で救急車を呼んだことをX(ツイッター)で明かすと、その行動をめぐって一部から批判が起こった。
その後、井上さんは自身の行動を謝罪したが、「ほとんどの人が『呼んで当然』という意見だった」とし、救急車を呼んだ妻の判断は「正しかったと思い直しました」とつづっている。
「『謝ると呼ぶのを萎縮して死亡する人もいる』という医療関係者もいた」
中国人の妻(月さん)とのカルチャーギャップぶりを描いた人気エッセイマンガ「中国嫁日記」の作者として知られる井上さん。14日夜の投稿で「熱39、8度。救急車呼びました」と報告すると、直後には新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを明かしていた。
17日には、「ご心配おかけして申し訳ありません。コロナで今まで倒れておりました。なんとか生きていますので、大丈夫です。まだ本調子とはいきませんが、なんとかツイートできるトコまで戻ってまいりました」と無事を報告。
井上さんは、「そして40度程度の熱で救急車を呼んでしまったことは反省しております」と謝罪しつつ、「自分の状態を見て妻が呼んでしまったのですが、自分も朦朧としており、それを止めることは思いつきませんでした。救急隊員の方々には大変ご迷惑おかけしました。本当にすみません」と搬送時の状況も説明した。
一部のユーザーからは、救急車を呼んだ井上さんに対して攻撃的な意見が寄せられていたとし、謝罪していたことを心配する声が届けられた。井上さんはこれを引用し、「でもほとんどの人が『呼んで当然』という意見だったし、『謝ると呼ぶのを萎縮して死亡する人もいる』という医療関係者もいた」とし、「月サンの判断は正しかったと思い直しました」と救急車を呼んだ妻の対応を評価した。
そして40度程度の熱で救急車を呼んでしまったことは反省しております。自分の状態を見て妻が呼んでしまったのですが、自分も朦朧としており、それを止めることは思いつきませんでした。
— 井上純一(希有馬屋)『逆資本論』発売中 (@KEUMAYA) September 17, 2023
救急隊員の方々には大変ご迷惑おかけしました。本当にすみません。