「開発・リリースフローなどの全面的な見直し・改善をおこなってまいります」
その上で、調査によって問題があるとされた記事は49記事にのぼると明かした。
「問題が確認された記事は、08月18日18時11分から08月22日19時17分に公開された、合計49記事となっており、これらは、08月18日18時11分から08月23日15時58分まで閲覧可能な状態となっておりました。
この49記事のうち、15記事が『明らかな盗用・剽窃を確認できる箇所がある記事』であり、1記事が『盗用・剽窃の疑わしい箇所がある記事』と確認されました。また、これらの記事を含めた34記事が『盗用・剽窃とみなされる可能性が高い記事』と確認されました」
こうした事態について、「今回公開された49記事は、いずれも既存の記事にフリーライドしたものであり、新たな価値や見解、議論などを生み出しておらず、社会的・倫理的に問題があることは言うまでもありません」と断じている。
今回問題となった生成系AIは8月23日18時頃までに停止した上で、「今後は一切同様の要件にもとづいて機能開発をおこなわない旨を決定」し、取得していたデータや生成されたAI記事についてもすべて削除したという。
問題について「本件は、当該システムの機能開発における(1)著作権に関する認識・理解不足(2)リスク認識およびコンプライアンス意識の欠如、の2点に起因するものと考えております」とし、「報道機関様および関係者様、弊社メディアをご利用のユーザー様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪。
今後については「今後は、本件に関連する十分な理解・知見を得るまでの間、それに付随する機能開発は一切停止するとともに、開発・リリースフローなどの全面的な見直し・改善をおこなってまいります」としている。
先日の件につきまして、お詫びとご報告を出しております。関係者の皆さまへのご報告もおこない、丁寧にご対応・お許し頂きました。
— 石田健(イシケン) / The HEADLINE 編集長 (@ishiken_bot) September 17, 2023
改めて、ご迷惑をおかけした関係者の皆様に深くお詫びするとともに、信頼できるメディアを作っていけるように、ゼロから出発していきます。https://t.co/yOwbfkWifn